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おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の症状・特徴

おたふくかぜは正式には流行性耳下腺炎と呼ばれ、耳の付け根からあごにかけて腫れる症状が特徴の病気です。

腫れるのは片側だけのこともありますが、ほとんどの場合は片方ずつ順番に腫れてくるようです。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の原因は、ムンプスウイルスの飛沫感染や接触感染です。

春から夏にかけて感染することが多く、この病気の潜伏期間は約2〜3週間といわれています。

おたふくかぜに最も感染しやすいのは、幼稚園や小学校など集団生活を行う3歳から10歳ごろまでの間で、生後6ヶ月未満の赤ちゃんが感染することはほとんどないようです。

感染の危険が高いのは、症状が出始める数日前から症状が出てから10日間ぐらいまで。

おたふくかぜ症状が出ないものを不顕性感染といい、不顕性感染の場合にも症状が出た場合と同様、免疫ができ再びおたふくかぜに感染することはありません。

耳の下からあごにかけて腫れるのは耳の下にある耳下腺がムンプスウイルスによって炎症を起こすためで、耳下腺だけでなく他の唾液腺(顎下腺・舌下腺)も同時に炎症を起こして腫れるケースがほとんどです。

おたふくかぜ症状は、ほっぺやあごの腫れから始まり高熱を伴うこともあります。通常であれば腫れや痛みは5日から1週間程度で落ち着き、その後は快方に向かいます。

ムンプスウイルスは唾液腺だけではなく、膵臓や神経の組織などにも影響を及ぼすウイルスであるため、その点においては注意が必要です。

高熱が続き、強い頭痛や吐きけを伴うような場合には髄膜炎の危険性があるため、急いで小児科を受診するようにしてください。

髄膜炎は、おたふくかぜに感染した患者の約3%の割合で起こるといわれていますが、効果的な予防法や治療法は存在しないため、髄膜炎になってしまった場合は入院して点滴治療となります。

耳の下からあごにかけての腫れは、おたふくかぜ以外の病気でもみられる症状なので、自己判断に頼らず小児科を受診するようにしてください。

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